韓国留学準備ブログ

自力で韓国留学はできる!留学を考えている人にとって必要な情報を、できるだけ分かりやすくお伝えします。

カナタ韓国語学院の教科書の中身を徹底解説

今日はカナタ韓国語学院のオリジナルテキストを紹介します。

 

☆カナタ韓国語学院とは?という方は下の記事をご覧ください

krinfo.hatenablog.com

krinfo.hatenablog.com

 

 

 

語学学校や語学堂では、その学校オリジナルのテキストを使う場合と、市販の教科書を使う場合があります。

カナタでは、カナタのオリジナルテキストを使って授業をします。

f:id:krinfo:20160210013551j:plain

初級1・2中級1・2高級1・2全6巻で、初級と中級の4巻は、日本語・中国語・英語版があります。

 

こういった類の教科書には外国語訳のない、説明もオール韓国語のものもありますが、私個人としては、初級の頃は特に日本語訳の教科書がおすすめです!

 

なぜかというと、基本的に授業では先生は韓国語のみで教えます。

文法の説明も次の動作の説明も韓国語。

初級のころはすごく簡単に話してくれていますが、文法の説明でなんとなく腑に落ちないこともあります。

そんなとき先生に質問したくても、質問を韓国語でできない。笑

どうしても聞きたいことは、身振り手振りで質問したり、日本語で聞いたりしていましたが(実は先生は日本語も英語も中国語も話せるそうです。徹底的に韓国語で授業していたので最後の方まで知らなかった…。ただこれは目標言語を目標言語で教える直接法という指導方法に基づいて意識的にそうしていたのだと思います。)、毎回そうもしていらないのです。

なぜなら、例えば日本人と中国人の疑問に思うところは違ったりします。

全員が少しの疑問で質問していたら授業が全然進まないのです。

なので、文法説明が自国の言葉で書いてあると、結構簡単な疑問は解決したりしたのでよかったです。

独学のテキストとしてこういった教科書を使う場合も、初級のうちは日本語訳がついているものがおすすめです。

 

それでは中身を少し紹介しますね。

 

 

f:id:krinfo:20160210013735j:plain

私が持っているのは、初級1の教科書と、ワークブックです。

(ワークブックは初級1・2、中級1・2の全4巻です。)

 

 

以前の記事でも書きましたが、1冊の教科書が全30課で構成されています。

カナタで学ぶ場合、1日1課、全30課が2か月で終わります。

なので初級から通った場合、2か月×6冊で1年で高級までが終わります。

語学堂だと、1級から6級まで通うと1年半かかるので、その分内容が濃く詳しいのかもしれません。

ただカナタのテキストは1課に結構内容が詰まっているので、物足りなくは感じませんでした。

後半内容が難しくなってくると、盛りだくさんで先生も時間内に終わらせるのが大変そうでした。

(「ア~シガニオプソ~(時間がない~汗)」とつぶやいててかわいかったです。笑)

 

今回は17課を例に見ていきます^^

最初のページ:会話

f:id:krinfo:20160210013915j:plain

最初のページは、今回習う文法を交えた登場人物たちの会話です。

カナタの授業では、次回の授業の頭に、先生がこのページの文を読み上げてそれを書き取るいわゆるディクテーション(韓国語でパダスギ)の小テストがありました。

 

2ページ目:単語と文法説明

f:id:krinfo:20160210014038j:plain

f:id:krinfo:20160210014138j:plain

隣のページには、会話で出てきた新しい単語文法説明があります。

単語の下には会話の和訳も載っています。

単語のところでは、先生が他の場面を例に出してくれたり、似た単語を教えてくれます。

 

習う文法は1課につき2~3個です。

日本語の説明と例文も載っています。

 

3,4ページ目:練習問題

f:id:krinfo:20160210014243j:plain

今回習った文法をつかった練習問題です。

枠内の例のように、習った文法を使って文を作ります。

授業では先生にランダムに当てられそのまま口答で答えるか、ペアを組んで練習したりしました。

語彙も増えるので、復習時にはノートに書いて練習しました。

 

5ページ目:リスニング問題

f:id:krinfo:20160210014358j:plain

CDを聞いて答えるリスニング問題です。

CDの音声は実際の話すスピードに近いです。

答え合わせをして、間違ったところは先生がゆっくり言い直して説明してくれました。

 

6ページ目:リーディング問題

f:id:krinfo:20160210014507j:plain

習った文法を交えた少し長めのセンテンスが出てきます。

授業では皆で読み上げたり1人1文ずつ読み上げたりして、先生が発音のチェックをしてくれます。

そのあと、質問に答えます。

 

 

7,8ページ目:教室活動

 

f:id:krinfo:20160210014702j:plain

主に、クラスメートみんなでやるもの、ペアでやるものが出てきます。

いわば総復習ですね。

ここは雑談のように韓国語で話すので楽しかったです。

 

 

その他のページ

 最初の方に、本書の構成文法の一覧が、最後の方には、解答リーディングの和訳単語索引文法索引動詞・形容詞の活用表などが載っています。

独学で使う分にも分かりやすいのではないかなと思います。

私も1カ月しか通っていないので、後半の16課~30課は独学でやりました。

 

ワークブック

 

f:id:krinfo:20160210014938j:plain

 

f:id:krinfo:20160210014957j:plain

 

ワークブックは和訳がなく白黒です。

ただ、設問は似たような語がたくさん出てくるので一度調べればやっていくうちに覚えます。

主に教科書の3、4ページ目の練習問題の応用編という感じです。

最後の方に、答えが載っているので自分で答え合わせもできます。

ただ解説はないので、分からなかったら教科書に戻って確認します。

 

 

いかがでしたか?

 

今回は、カナタのオリジナルテキストについて紹介しました。

教科書はオールカラーで絵も多いので分かりやすいです。

私は他に梨大の語学堂の教科書も持っていますし、他の語学学校や語学堂の教科書も知り合いに見せてもらったり、韓国の本屋で比較しましたが、カナタの教科書が一番分かりやすくて好きです。

これは好みでもあるのですべての方に合うかはわかりませんが、上の写真をみて使いやすそうだなと思った方は一度試してみてください^^

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました^^